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ハワイ発、ハワイとは関係ない日々の食べ物記録+α(~2005年2月)
by zochika
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日本より19時間後れだよ。

夏らしくない?
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Wednesday, August 18

今年は桃やらネクタリンをよく買ってます。今日も桃が入ったフルーツサラダ。夏には嬉しいデザートですが、今回のはローストした果物の「サラダ」です。

レシピはTrish Deseineの著書mes petits plats preferes (2002, Marabout) にあったもの。春にパリでこの本を買って、家に帰ってきたばかりの頃には見た覚えがなく、印象に残っていないレシピだったのだけれど、最近になって本をぱらぱらめくっていたら、ふと目に付いた。果物に小量のバターと砂糖をふってオーブンで焼くという、何だかいまいち夏っぽくないレシピですが、使っている果物は桃にプラム、いちじくなど、まさに今頃が旬のものばかり。ちょうど、近所の店でいちじくがセールになっていたので(そうでもないと高くて手が出ないのです、、、涙)、がさっと果物を買い揃えて今日作ってみました。
ちょうど今朝は昨日とうってかわって曇りがちの空、気温も低めで過ごしやすい天気。熱々のデザートにはもってこい(か?)。



使ったのは黄桃、プラム、いちじく、ぶどう、ブラックベリー。ブラックベリー以外はレシピ通りで、ブラックベリーはレシピには書いてないのだけれど、その完成写真では入っているように見えたので、それもいいかも、と思って入れてみた(安売りだったし)。レシピはもともと「桃6個」とか「ぶどう2つかみ」とか大雑把な感じで、今回はだいたい半量にして作成。

b0001980_5111487.jpgところでこのサラダの本名(?)は「Salade de fruits rotis au beurre sale」、つまり有塩バターでローストしたフルーツのサラダということで、その名の通り有塩バターを使う。が、うちではバターと言えばほとんどお菓子にしか使わないので、無塩バターしか買わない。なので、バターと併せてフランスの海塩を使用。さらに、レシピではフランスの赤砂糖、カソナードを使っているが、もちろんそんなものは近所に売ってないので(悲)、手元にあった粗糖で代用。

ぶどうとブラックベリーは洗って、黄桃、プラム、いちじくは洗って適当な大きさに切って耐熱皿に並べ、砂糖と小さく刻んだバターと海塩を散らしてオーブンへ。果物の皮剥きもないし、あっという間。

b0001980_5114460.jpg焼きあがりは、火の通った果物と、溶けて少し焦げた砂糖とバターのにおいが相まって、ふんわりといい香り♪じゅうじゅういってる熱いところを少しつまんで食べると、柔らかくてジューシーな果物に塩味がアクセントになっていて、シンプルだけどおいしい!

…ところで、このレシピにはもうひとつ気になる点があった。それは、食べるときに添えるものとして、バニラアイスまたは「ローリエで香り付けしたカスタードクリーム」と書いてあること。カスタードクリームに、ローリエ??そんなのは聞いたことがなかったのでびっくり。ちょうど同じ本の他のレシピでも、いちじくのポルト酒煮にローリエを使っていたりして、実はフランスではローリエも普通にお菓子に使うものなのだろうか。

とにかく興味があったので、これはゼヒとも、と試してみることに。その本には作り方は乗っていないので、一応、ネットでローリエ入りのカスタードクリームの作り方を検索してみたけれど、すぐには出てこなかった。ということで自己流に、カスタードクリームに入れる牛乳にローリエの葉を入れて温めて、それを使うことにした。同じ本に載っていたカスタードクリームのレシピでは牛乳と生クリームを併用しているが、今日は牛乳だけ。
ローリエを入れてしばらく置いておいた牛乳を鍋で温めていて、その香りといったら…どう考えてもクリームシチュー(汗)。とにかくそれを、卵と砂糖をすり混ぜたものに少しずつ足して混ぜて、また鍋に戻してごくごく弱火にかけてかき混ぜながら火を通す。思えばカスタードクリームを作るのは10年ぶりくらいなので(恥)緊張する(?)。実はサラダ本体よりもこっちのほうが面倒くさいな、と思いつつ根気よくかき混ぜていたら…

分離した。(涙)

まだとろみがつかないな、まだかな~と思っていたら、あ、あれっ?というまに分離してしまった(悲)。ガーン。。。やはり、コーンスターチとか入れないととろみはつかないのだろうか(※このレシピでは使ってなかったのです。でも生クリームが入るので、それでとろみがつくのかも)。いずれにせよ失敗作にさよならする前に、ちょこっと味見してみると、ローリエの香りは思ったよりもクリーム(の出来損ない)と合っていた。

b0001980_5122025.jpgもう一度初めからカスタードクリームを作る気力はなかったので、サラダにはマスカルポーネチーズを添えることにした。まだ「ローリエで香り付け」に未練があるので、うんと小量の牛乳にローリエを入れて温めて、それを強引にチーズに混ぜてみた。

というわけで、紆余曲折を経て皿に載ったフルーツサラダ。そのままでもおいしかったけれど、クリームともよく合う。ローリエは入ってなくても十分おいしかったと思うが、ほんのり香るローリエは確かに心地よい。

このサラダは絶対熱々を食べるのがいちばんだと思う。冷めたところをつまんでみたら、ちょっとバターがくどく感じたので。。。食べる前に再加熱すればよいのだけれど、やはり理想は焼きたてをすぐ食べることでしょう。
しかしこの本、今までいくつかレシピ試してますが、ハズレなしです。次は何を作るかな。
+++

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by zochika | 2004-08-20 05:37 | 一日一膳
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