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ハワイ発、ハワイとは関係ない日々の食べ物記録+α(~2005年2月)
by zochika
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日本より19時間後れだよ。

初挑戦!
b0001980_2035825.jpg12月3日(金)

今日はしば~~らく前から作ってみたかったお菓子を作りました。それは!ピスタチオのマカロン。

レシピを入手し、材料も揃い、あとは作るだけ、という状態で、作業がぎっちりだったので数日おあずけ状態でした。が、、、作りたくてうずうずしていたので、今日も締切があったのだけれど、作業の合間にコソコソと(←誰に?)作ってしまいました。

で、このぶさいくマカロン。激うまでした。あまりのおいしさに、ちょっとした感動すら覚えました。って自分で言うなって感じですが。まあ自己満足です。




マカロンなんて、実は特別好きなお菓子ではなかったので、店で買うことも少ないし、ましてや自分で作ろうと思ったことなんて一度もなかった。それなのに、しばらく前にNigella LawsonHow to Be a Domestic Goddess: Baking and the Art of Comfort Cooking (2001, Hyperion) を本屋で立ち読みしていたときにこのレシピが目について、気になっていた。マカロンだったから、というよりも、生地にもクリームにもピスタチオが入っているのが何だかゼイタクに思えたせいかもしれない。

その後、先月末にLAに行った際、本屋でサイン会をしていたナイジェラ・ローソンにサインをもらってきたのがこの本。作ってみたいものはいろいろあるけれど、もともと気になっていたこれを最初に試すことにした。マカロンを作るのは何だか小難しそうという印象があったのだが、レシピを見る限りそれほど複雑なことはないので、いざ開始。

b0001980_202849100.jpgマカロン生地に使うのはピスタチオ、砂糖、卵白、以上。要はメレンゲにナッツの粉末を混ぜるだけの非常にシンプルなもの。

シンプルとはいえ、生のピスタチオというのはかなり入手しづらい食材ではある。そのへんに売っているのはたいてい塩でローストしてあるもの。日本でも似たような感じだったのではないだろうか。なので生のものは非常に貴重品です、ハイ。
で、まずはその貴重品の生のピスタチオを粉砂糖と一緒にフードプロセッサー(うちにはないのでミキサー乱用)にかける。するとこの通り、さらさらの粉末状に。

この粉末をメレンゲと合わせて、天板の上に絞り出す…とここで問題が。うち、絞りだし袋とか口金がないんだな。。。なのでビニール袋に入れて隅をチョンと切ってそこから絞りだしたところ、、、丸くならん!しかも、生地がダレてやたら平らになってしまい、きれいな丸みのあるマカロンを作る野望はいきなり挫折。

それでも気を取り直して生地を焼いたら、次は間に挟むクリーム作成。

b0001980_20423212.jpgレシピでは、生地と同様に生のピスタチオと粉砂糖を挽いて使うことになっているのだが、実はわたしにはとっておきがあるのだ。それはピスタチオクリーム。ピスタチオの名産地、イタリアのシチリア島産の生のピスタチオと砂糖だけで出来た、非常に贅沢な食材でございます。ちなみにこれもコロラド滞在中にWhole Foodsで購入。

マカロン生地がきれいに丸く絞り出せなかったあたりから、いきなり投げやりな態度になっていたので、クリーム作りも相当、テキトー(汗)。ふんわり泡立てたバターに、ピスタチオクリームを適量混ぜ込んだだけ。でもちょうどいい甘さになったのでよしとする。

さて、すっかり冷めたマカロンでクリームを挟んだら完成。

ところで、先にも書いたとおり、わたしは特別マカロンが好きでない。大甘の焼きメレンゲは苦手だし、あの「さくさく」でも「しっとり」でもない、中途半端な噛み応えがどうも好きになれない。で、マカロンと言えばパリ、パリでマカロンと言えばLa DureeかPierre Hermeか、という印象がある程度で、パリに行ってもどちらの店にもまだ入ったことがない。ピエール・エルメは日本に支店があるので、マカロンも買って食べたことがあるのだけれど、正直言って味の印象があまり残っていない。それくらい、わたしにとってマカロンとは、かなりどうでもいい類のお菓子だったのだ。

そう思いながら食べた、初の自家製マカロン。これが予想外においしかったので驚いた。

b0001980_20501258.jpg焼いたメレンゲの、ねちゃっとした噛み応えは気にならないし(生地の絞りだしに失敗して、マカロンに厚みが出なかったのが却ってよかったのかもしれない)、何よりピスタチオの風味が抜群にいい。確かに甘いのだけれど、後を引くおいしさ。

ピスタチオ好きの同居人も大絶賛でした(でも「ピスタチオ」って言うまで、抹茶味だと思っていたらしい…なんでじゃ)。レシピの半量で作って、10個くらい出来たのだが、もう完売!全量で作ってもよかったかも。

こんなもんで、にわかにマカロンのおいしさに目覚めてしまったわたし。こうなったら、名店のきちんとしたマカロンを改めて食べてみたい。自分が初めて作った、半分失敗作のマカロンにこんなに感動したくらいだから、プロが作ったものはさぞかし美味に違いない。またひとつおいしいお菓子屋に行く楽しみが増えました。
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by zochika | 2004-12-04 02:39 | 一日一膳
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