Top

ハワイ発、ハワイとは関係ない日々の食べ物記録+α(~2005年2月)
by zochika
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
日本より19時間後れだよ。

歩き続けること
ももたんのお買い物!な、ももパパさんことsoulwriterさんのしばらく前のポスト、「歩け!」からトラックバックいただいてます。

soulwriterさんがこれを投稿されて少し経ってから、ここを拝見して、リンクされていたFlashアニメーションを何気なしにクリックして眺めました。
それがこちら↓

WALKING TOUR

この先はきわめて私的な話なので、ま、読んでやるか、という方が読んでくだされば幸いですが、アニメーションはとてもいいものなので、まだご覧になったことがない方は、ぜひご覧になってみてください。

さて、アニメ。
ぼんやりと最後まで眺めて、リプレイボタンを押してもう一度観ました。

最近、特に何かがあったわけでもないのに、なぜだか涙が出てきました。今年の初めに、みんなが可愛がっていた叔母の犬が亡くなったので、それがぼんやりと頭をよぎりました。

こういうアニメやネタを見つけると、よく家族や友人にメールで流したりします。このときは、たまたま、他に用事があったので、姉に送りました。




その翌日。姉から連絡があって、その日の早朝に、祖父が他界したと知らされました。

ずっと会っていなかった祖父。最後に会ったのは、もう何年も前に祖母が他界したときでした。それから連絡もしたりしなかったり。いつも気になってはいて、特に今年は台風の被害を直接受けた地域に住んでいたので、大丈夫かなぁと気になっていた。

気にしているだけで、何もしなかった自分。
何もしないうちに、祖父は帰らぬ人になってしまった。
いくら悔やんでも、もう遅い。

亡くなった翌日に通夜、翌々日に葬儀が執り行われ、わたしは結局その場へ行くことができませんでした。時間的にも金銭的にも無理があったせいだけれど、理由はどうあれ、そもそもそんな遠い場所に住んでいるのはわたしの都合なわけで、祖父の最期を看取れなかったのも葬儀にも行けなかったのも、誰のせいでもなく自分のせい。

悲しくて、悔しくて、家族に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

日本にいたときから、遠くに住んでいたので、あまり頻繁に会えなかった祖父母。お正月、朝起きて最初にするのが祖父母に電話してご挨拶をすることだった。そのせいか、顔よりも声をよく覚えていた。一緒に遊んだりした記憶は、実際、数えるほどしかない。だからこそ、小さい頃姉と2人で1週間ほどだろうか、祖父母の家に遊びに行ったときの記憶が今でもいちばん鮮明に覚えている。

街中を何本も川が流れていて、海に近い、太陽の日差しの強い、きれいな町。
海に程近い、小さな家。

そんな、数少なくて鮮明な、濃い記憶と、祖父の声が重なって頭の中をぐるぐるめぐっていた。
葬儀に行って、わたしの分も焼香してわたしの分も手を合わせて、わたしの分も泣いてきた姉が、帰りの新幹線に乗るために駅に向かう途中で、大きなきれいな虹を見たと教えてくれた。

おじいちゃんが、残った身内にきれいなものを見せて慰めてるのかな、と。
そんなに泣かんでええよ、って言ってたのかな、と。

祖父の訃報を受けてからずっと、あのアニメーションのことが頭にありました。
あれが虫の知らせだったとか、そんなことは思わないけれど、なぜ、よりによって亡くなる前日に見たのか。
なぜ、よりによって、身内である姉にそれを見せようとしたのか。

そんなことはすべて単なる偶然だったのかもしれないけれど、一緒に歩くのをやめてしまった人は、そこ(後ろなのか上なのかわからないけれど)に立ち止まって手をふって見ていてくれるから、残った人は泣きながらでも何でも前を向いて歩かなきゃいけないんだぁ。と、ずーんと心に響いて刻まれています。

考え方は人それぞれ、受け止め方も人それぞれ、生き方も人それぞれですが、
人の一生は確かに「歩き続けること」だよなぁ、とわたしは思います。

それから少し日にちが経ち、少し気持ちが落ち着いて、このことを書いてもいいかな、と思えるようになったので書いてみました。でも書いてみたらあんまり気持ちも落ち着いていなくて、文章にも全然まとまりがありません。読んでくださった方、ありがとうございます。

すてきなアニメーションを紹介してくださって、ありがとうございました。>soulwriterさん

天国で静かに暮らしている祖父と祖母へ、今度会うときまで、こんなわたしですががんばって歩きます。
[PR]
by zochika | 2004-09-23 19:51 | ひとりごと
<< 「ざる」なじゃがいも? ここでは貴重品 >>